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東日本大震災から13年!

2024.03.11

東日本大震災から13年が経ちました。
思い返せば都内では電車が止まり仕事から歩いて帰る人が多いました。
また一時的な停電や食料不足も経験今、水や食品の備蓄、ポータブル蓄電池を準備しました。

しかし実際に震災を受ければ数か月から数年、生活に影響があります。
食べものや日用品、プライベートな空間など様々な問題があると思います。
この13年間の間に非常食も進化して豊富な種類や火を使わなくて食べられるものあります。
そして非常食のローリングストックという考え方もできました。

インスタントハウスをご存知でしょうか。
最近、テレビで紹介されていましたの調べてみました。
名古屋工業大学の北川啓介教授が東日本大震災をキッカケに造ったインスタントハウス。
専門は建築設計で住まいに困る人々が快適で丈夫な家を持つ為の研究を重ねていたそうです。
現在、能登半島の地震でも大活躍してぎるようです。
今回の能登半島地震で活用されている北川教授が開発したインスタントハウスは屋外用と屋内用の2つでした。

屋内用
屋内用の作り方はとても簡単で厚みのあるダブルの段ボールを使用し、専用の留め具で2枚じつ段ボールを固定し、その作業を繰り返すし15分ぐらいで組み立て完了、壁と屋根がありパーソナルスペースが保たれる空間ができました。
力も要らず留め具の種類は1つなので子供でも簡単に造る事が出来ます。
繋ぎ合わせた物を広げて更に繋ぎ合わせ最後の留め具を留め終えると屋根になる三角形の段ボールを同じ容量で留めて繋げるだけで完成しました。
複数立てておくと内側の壁を外して繋げる事が出来れば2倍の大きさと色んな形に大きく出来る。隣との関係性もプライバシーが保たれ3月下旬に約1万円で販売を開始するということです。

屋外用
モンゴルの移動式住居であるゲルを彷彿とさせるドーム型の建物が屋外用のインスタントハウスです。
4人用のインスタントハウスは高さ約4.3m面積は約20平方メートルの物で大人4人が快適に過ごせる広さを確保しています。
屋外用インスタントハウスは外側のテント素材を膨らませ内側に断熱材を吹き付けるだけで完成。
柱や壁など下にネジを約150本打ち込む事で大きな基礎がある状態と同じようになるそうです。
1時間で創る事が出来て断熱材を吹き付けるのが45分から50分で、その夜から泊まる事が出来るそうです。
断熱材以上に断熱性能の高い物は無く、中に入るだけで体温で室内温度が上がるといいます。
夏にクーラーを置かないと輻射熱が断熱材から出てこないため外の気温などと同じ状態になるそうです。
木陰に入ると輻射熱がカットされているから涼しくなり、夏は小さなスポットクーラーを置くと外が38℃くらいでも中は10℃台には下がるようです。
断熱材の他にも自然の力を利用した住む場所を快適に保つ為の工夫があったりします。
風に関しては屋根の角度が45℃になっており色んな方向から風が吹いても下に押してくれる力が働くそうです。
換気に関しては換気口があり排気口と吸気口もあり、重力換気は低い位置から高い位置へと上昇する空気の性質を利用した換気方法だそうです。
温かい空気が上に行くため1時間に5回換気を計算して造っているということです。

いかがでしょうか、非常食や避難所のパーソナルスペースが保たれる空間など進化がめまぐるしいです。
自分達でできる防災対策も新しい情報を収集して進化させていきたいものです。
3.11のように震災の日などを目安にいろいろな事を家族で話し合って防災対策準備をして頂ければと思います。

アジャストの加藤でした。

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