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木の家の特徴

2024.02.09

木の家は寒いといった印象があるかもしれませんが、実際には優れた温度調節の特徴を備えています。
木の家は高い断熱性と肌触りの良さが魅力があります。
木材はコンクリートや金属と比較して熱伝導率が低く、断熱性が高いといった特徴があります。
木は多くの空気を含んだ素材であるため外気の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室温が保たれるのそうです。

実際に以前の我が家は築70年以上の建物でしたが断熱材も入っていない為、床から底冷えがし各部屋の仕切りがふすまやガラス戸の為、すきま風が入りどんなに暖房をつけても暖かい部屋にはなりにくかったです。
現在の家は大工さんのご厚意で少し多めの断熱材とトリプルガラスの為、一台のエアコンで部屋全体が温まり高断熱高気密な住まいとなりました。

木の家で寒いと感じられる原因は窓から侵入する冷気やサッシの隙間から入ってくる隙間風が原因である場合が多いといえます。
大きな窓があったり、サッシに隙間ができていたりすると、冷気を遮断できずに室温が低下してしまうので木の家ではまず、窓や隙間からの冷気を防ぐことが基本的な防寒対策となります。

■寒さが気になるときの対策方法
1:窓から侵入する冷気を防ぐ
冬場の寒さ対策でもっとも重要なポイントは窓です。
窓は、外から冷気が侵入しやすく、室内の暖かい空気が逃げてしまうため、手軽な防寒対策としては、断熱性の高いカーテンの利用をお勧めいたします。
ポイントは長めのサイズのものを選び、上部やサイド部分を覆うようにリターンをつけて隙間をつくらないようにすることです。
耐熱性の高い素材を選べば、防寒対策が十分であるケースですがここで一工夫、カーテンの長さを床面より少し長く、そして脇をレースカーテンを包むようにすると冷気を防ぐことができます。
リビングや居室などの防寒対策としては、とても有効な方法です。

また、お風呂場の窓といったカーテンを利用できないスペースでは、断熱シートを利用してみるのもひとつの方法です。
ホームセンターなどでさまざまな種類やサイズのものが市販されているため、自分でできる簡単な寒さ対策となります。

2:床の冷たさの解消
冷気は部屋の下のほうへ集まる性質があるため、足元の寒さ対策も重要となります。
一戸建てにおいては、あらかじめ1階部分に床暖房を取り入れているところも多いものの、建築後に取り入れるのは容易ではありません。
自分で手軽にできる防寒対策として手軽なのはラグやジョイントマットなどを利用して、床からの冷気を遮断する方法です。
我が家は赤ちゃんとペットの為、ジョイントマット使用しています。ハイハイがしやすいのと悲しいですが猫の爪とぎにもなります。
また、市販の断熱シートをマットの下に敷くと、さらに防寒性能が高まります。安価で手軽に導入できるだけでなく、クッション性があるため小さな子どもやペットのケガ予防にもつながる点が大きなメリットです。

3:暖房器具を効果的に使う
寒さ対策としては、冷えやすい場所に暖房器具を設置するのも有効です。
特に、窓の下に設置できる窓下専用のヒーターは、工事不要で設置でき、場所もとらないため利便性が高いようです。

■夏の暑さが気になるときの対策方法


1:通気性を高める
暑さ対策の基本は、室内に熱がこもらないようにすることです。
冷房を使用するときには、先に複数の窓を開け放し、風の通り道をつくって熱気を外に追い出しましょう。
必要に応じてサーキュレーターを使い、空気の循環を助けるのも効果的です。

2:直射日光を遮断する
夏の暑さをもたらす原因のひとつに、日中の直射日光を遮断できる対策方法としては、遮光カーテンや遮熱フィルム、ブラインドの使用があげられます。
遮光性とともに断熱性に優れたカーテンは、夏の暑さ対策だけでなく、冬場の寒さ対策にも活躍する優れたアイテムとなるため、ある程度のコストがかかっても機能的な素材を選ぶといいようです。

3:打ち水で建物周りの気温を下げる
打ち水には暑さ対策として一定の効果があるだけでなく、ほこりの発生を抑制できるといったメリットもあります。
ただ、昼間の暑い時間帯に行うと、水が一気に蒸発することで湿度が高まり、かえって不快に感じられてしまう場合がありますので
打ち水をする際は、朝や夕方の比較的に涼しい時間帯を選ぶと良いそうです。

参考になれば幸いです。

アジャストの加藤でした。

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