建物の構造に関する耐震等級について

2017.06.24

最近耐震等級の問合せがありましたので耐震等級と耐震診断の違いについてご説明します。

耐震等級は、耐震等級１～３に分けられていて、… 耐震等級３が最高等級となっています。
耐震等級１（*数百年に一度発生する（住宅の密集する都市で震度６強から震度７程度）地震に対して、倒壊・崩壊しない。 *数十年に一度発生する（住宅の密集する都市で震度５強程度）地震に対して、損傷しない。 ）と同程度の建物 耐震等級２ 等級１で想定する地震の1.25倍に耐えられる 耐震等級３ 等級１で想定する地震の1.5倍に耐えられる耐震等級1の基準が、建築基準法と同等となり、建築できる最低基準となります。震度6～7程度の地震に対して倒壊や崩壊はしませんが、 損傷の可能性はあると言うことです。 ちなみに 長期優良住宅には耐震等級2相当以上の強度が求められます。
耐震診断は 既存の建築物で旧耐震基準で設計され耐震性能を満たしていない建物を、現行の耐震基準で耐震性の有無を確認することです。
大規模地震に対して、建物の倒壊する可能性がどの程度あるのか、建物の状況を調査した上で計算を行い、耐震性をお知らせするものです。
そこから耐震改修工事をして耐震基準を満し耐震基準適合証明書を発行することが可能な場合は、 住宅ローン減税 登録免許税の減額 不動産取得税の減額 地震保険の割引 などのメリットがあります。
当社では中古住宅でも耐震基準適合証明書、既存住宅売買かし保険が付保できるようにご提案可能です。 （正し、木造住宅の戸建のみ対応可能ですかそれ以外は検討させていただきます）
ご自宅の耐震診断の申込みなどお気軽にお問合せください。

株式会社アジャスト
代表取締役　加藤栄次

旧耐震、新耐震についてのトピックです