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住宅の基礎について

2017.10.30

いつ起こるか分からない地震に耐えぬく家にするには、家の構造はもちろん、住宅の基礎も重要な役割を果たします。
では住宅の基礎にはどんな種類があるのでしょうか。

1.独立基礎
建物の主要部分(住まいエリア)以外に、基礎が必要となるケースがあります。
玄関のポーチを支える、デッキ部分を支えるなど、独立して支えが必要な部分に使用する方法です。
これは、独立フーチング基礎とも呼ばれ、家の作りによって必要となることがある住宅基礎です。
上記の「ベタ基礎」「布基礎」とは連続しないもので、点として存在するのが基本です。

2.布基礎
家の外周部分(外壁部分をぐるりと囲むように)や、間仕切りの壁や柱が入る部分を中心に支えるのがこの布基礎です。
今はベタ基礎が主流ではありますが、地盤がしっかりしている土地、既に丁寧に地盤改良がおこなわれている土地であれば、この布基礎でも問題はありません。
違う部分は、地面全体をがっちりとコンクリートで抑えてしまうかどうかだけです。
布基礎は資材を最小限に留めることができますが、手間の面で人件費のコストが取られるとされています。

3.ベタ基礎
近年の家のほとんどがこのベタ基礎を採用しています。
家が建つ予定の場所のほとんどすべての場所をコンクリートで覆い、面で支える基礎ですので、シロアリ対策にも優れているとされています。
また、不同沈下にも強いとされていること、施工の手間がさほど必要ではないことからも採用されやすい方法です。

基礎だけでも大きく分けると3種類、基礎の上には土台→柱→梁とのってきますので冒頭に住宅の基礎も重要な役割を果たしますと書きました。
木造住宅の構造や基礎がどう造られているのか、一度ご自宅の床下をご覧をお勧めします。

〇耐震性と基礎
古い住宅の場合、独立基礎や布基礎が殆です。弊社では耐震診断した住宅には基礎が不足していることが多々あります。その場合で耐震補強するには建物だけでなく、基礎も補強や新増設する必要がある場合がございます。

ご自宅の構造も気にしてみてはいかがでしょう。
弊社の耐震診断は建物だけでなく、基礎も確認します。
お気軽にご相談下さい。

アジャストの加藤でした。
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建物だけでなく、耐震性は基礎も重要です。

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