最新情報&ブログ

2017.06.30
建物インスペクションで家屋の弱点が浮き彫りに!
雰囲気は抜群の好物件!でも耐震性に大きな問題が…

1件目のこの物件は築25年ながら新築時に凝った趣向で設計され、とても雰囲気がよい物件でした。築20年を超えるので、住宅ローン減税を利用するには耐震基準適合証明書が必要です。
インスペクションを実施したところが耐震診断の結果は「0.39」。現行の耐震基準に遠く及びません。
一番の問題は壁の配置バランスの悪さです。図面の左下が問題箇所なのですが、耐力壁 がまったくありません。この物件の耐震性を改善するためには、この物件の大きな特徴である1階リビングのコーナー出窓を耐力壁にしなければなりません。
※耐力壁…地震時の横揺れや台風の時の横からの強風など横からの力を支える壁のこと。壁の材質 や筋交いなどの組み合わせで強さが変わります。

2件目も壁の配置バランスに問題が!でも少しの改修で是正が可能と判明しました。
建物インスペクションの結果、壁の配置バランスが悪いことが判明。しかしこの物件は2ヶ所ほど壁補強を行えば現行基準を満たすことが分かりました。

事前に建物インスペクションをして耐震性や劣化、性能等を調査。それによってどこを改善すれば良いか、予算内で出来るかなど判断できます。
弊社では物件のご紹介と一緒にご検討頂く物件については建築士による事前インスペクションを無料(2件まで)を行っております。
不動産のご購入やインスペクションはアジャストにお任せ下さい!

1件目の間取り

2件目の間取り

< < トップページに戻る