2017.11.26
サイディングとは
こんにちはアジャスの加藤です。
今回は外壁材で良く聞きますサイディングについてお話します。

サイディング張りとは…
サイディングとは、家の外壁材の一種、直接何かを塗ることをせずに、壁にパネル状の外装材を一枚一枚張りつける外壁のことを言います。
メーカーによってはサイディングボードということもあります。

家の壁面にあわせて加工して張り付けます。張り付けたサイディングとサイディングの間（隙間）にシーリング材でつなげます。
※シーリングとは建物の防水性や気密性を保持するために継ぎ目や隙間に用いる材料です。

サイディングの特徴
・外壁デザインが豊富です。色だけでなく、木目やレンガ・タイル調などさまざまです。
・品質が安定（工場で生産、品質がとても安定しています。）、また施行や加工しやすく、リフォームなどにも最適です。
尚、サイディングの耐用年数は８年前後（立地や日当り条件等による）
防水性能はサイディングの種類によって違いますが、塗装膜が経年劣化により剥がれると、窯業サイディングなどは、途端に水を吸収しやすくなります。またシーリングの劣化は雨漏りの原因になります。

サイディングの種類
①窯業サイディング
一般的に使われているサイディングです。
粘土や石灰岩、ガラスやセメントなどの非金属原料を高熱処理して作られる、人造外壁材です。
デザイン・種類とも豊富にありますが、最近では水で汚れが落ち、長く再塗装をせずに済むなどの特徴をもった商品もあります。
また防火性にとても優れています。
サイディングに白い粉が浮き出る。サイディングの一部が反る。シーリングの剥離がみられる場合は修理修繕が必要です。

②金属系サイディング
金属系サイディングは、鉄やアルミニウムなどの板材に、発泡系の樹脂断熱材を補強材として成形された外壁材です。
スチール系、アルミ系、ステンレス系と3つに分けることが出来ます。
ガルバリウム鋼板サイディングもこの金属系サイディングの一つになります。
デザイナーズ系住宅では一部にガルバリウム銅板サイディングをアクセントデザインに使うことがございます。
どれも耐久性・防水性は優れております。ただしスチール系は経年で錆びることがありますので時期をみて塗り替えが必要です。

③樹脂サイディング
外壁の素材は「塩ビ樹脂」で作られていますから、「錆びない」「腐らない」という特長を持っています。また、意外にも塩ビ樹脂は長寿命で、燃えにくいという特長があります。

サイディングだけでも色々種類があると外壁を決めるのも大変です。
しかし家の印象が外壁でかなり変りますのでデザインを含め性能も理解して決め手頂ければと思います。

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