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2018.02.15
リフォームの時に気になる『床材』について
アジャストの加藤です。
今回は『床材』について、ご紹介をしたいと思います。

まず床はお部屋の中で広い面積を占めているので、インテリアの印象を左右するといっても過言ではありません。また、毎日歩いたり座ったり、と直接肌がふれることも多いので、選ぶ素材によって居心地も大きく変わります。子供がバタバタと走ったりするため、床の上にクッション性のフロアカーペットを置いたり、お部屋の用途や、ライフスタイル、インテリアなどに合わせて選ぶようにしたら素敵な住空間の創造につながります。

下記に床材の種類についてご説明します。

<主な床材の種類>
〇フローリング(床材):木質系の板材のことです。複層フローリングと無垢フローリングがあり、複層フローリングは、基材である合板に薄い天然木の表面材を張ったものです。無垢材フローリングは天然木をそのまま使用したものです。いずれも自然の質感が得られ、素材や色が豊富です。しかし、湿度の変化によって、膨張と収縮を繰り返すので、場合によっては、反りや割れなどが生じることも。最近では、耐久性や寸法安定性を高めるため、特殊な加熱処理を施した商品もみられますし、床暖房に適したタイプもあります。

〇クッションフロア(床材):CFと言うことがあります。トイレや洗面室などで採用されることが多い素材です。耐水性に優れ、汚れが落ちやすく、適度な弾力性もあります。低価格で色・柄は豊富です。フローリングや大理石、タイルを模したものなどや防カビ加工を施したもの、抗菌や消臭機能を持つタイプもみられます。ただ、熱には弱く、足触りなどは好みが分かれるところでしょう。

〇石・タイル(床材):外まわりや玄関に用いられることが多いですが、内装では浴室、トイレなどでよく使われます。耐久性、耐水性の高い床材です。最近では、リビングの一角やペットの居場所に用いられることもあります。色やデザインが豊富で、床暖房を施すことも可能です。

〇畳(床材):畳表、畳床、畳縁で構成される日本の昔からある床材です。一般的な縁あり畳のほか、縁なし畳、床の間畳などもあります。高い断熱性と保湿性があり、高温多湿の日本の風土に適しています。また、畳縁のないタイプや正方形のタイプ、琉球畳、移動が可能な置畳や箱畳のような商品もみられ、モダンな空間にもコーディネートすることが可能です。

〇カーペット(床材):保温性や吸音性に優れた素材です。柔らかく温かみがあります。種類は、織り込んだ毛足をカットしたもの、ループ状のものなどがあります。ウールカーペットなどの天然素材は、高級感があり、保温性や防火性も発揮します。ナイロンやアクリルなどの合成繊維は防カビ・防虫性に優れています。

〇コルク(床材):コルクの床材は、適度なクッション性と遮音性、保温性もあり人気が高まっています。無塗装のもの、ワックスやウレタン塗装仕上げなどもあり、性能はさまざまです。ナチュラル色からダークな色合いまでカラーバリエーションも豊富な為、自由度もあります。表面仕上げによっては、水にも強いタイプもあり、キッチンや洗面室などにも使用することも可能です。床暖房対応商品や防音性能を高めたタイプなどもみられます。

素材の選び方によっては、日々のお手入れやメンテナンスのしやすさなども異なります。もちろん、素材や商品によって価格は大きく変わるので、床材に求めるインテリア性や機能性など、優先順位を明確にして選ぶことが大切だと思います。
アジャストでは床材のサンプル、カタログが豊富にございます。
是非、床材のリフォームもアジャストへお任せ下さい。

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練馬区大泉学園町3-9-46
株式会社アジャスト 一級建築士事務所
スタッフ一同お問合せお待ちしております!

最近のフローリングは色や柄、幅など豊富にあります。

クッションフロアは水廻りに使うことが多いです。

畳縁のないタイプや正方形のタイプ、琉球畳、移動が可能な置畳や箱畳のような商品もみられ、モダンな空間にもコーディネートすることが可能です。

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